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Diploma取得は仕事の役に立つのか? | Diploma受験で得られるもの
WSET Diplomaは日本で受験できる最高位のワイン試験です。WSETとはイギリスに本部を持ち、世界でもっとも知名度の高いワイン教育機関です。
Diplomaを取得することは、ワイン業界に身を置いていると非常に高い評価につながり、仕事において多くのメリットを感じます。
Diplomaは専門性の高い難関資格であり、日本ソムリエ協会認定の「ソムリエ」や「ワインエキスパート」の資格とは明らかに一線を画します。ワイン関連の仕事をする上で、Diplomaを持っていることは非常に大きいアドヴァンンテージとなります。
Diploma試験は単なるワインの知識のみならず、マーケティングについて深い理解が求められます。さらに、論理的思考力やアウトプット力、そして課題解決に必要なクリエイティブなアイデアを生み出す力も必要となります。
つまり、Diploma受験で養ったそういったスキルは、仕事の現場でダイレクトに役立つのです。ワイン業界ではない業界でも、です。ワイン業界でお仕事している人ならなおさら、Diplomaは非常に大きな武器となります。
私はDiplomaを取得したタイミングと、会社員を卒業したタイミングがちょうど重なりました。DipWSETとしてフリーランスのキャリアをスタートしたのですが、Diplomaの称号を持っているおかげで、ワイン業界内での仕事のチャンスが広がっていることを日々実感しています。
特に、海外の生産者がらみのお仕事については、Diplomaを持っていたからこそ声をかけていただけたケースが多いです。個人でワインの活動をしている私のような人にとっては、Diplomaを取得することは大切なセルフブランディングになります。
一方で、私のようなフリーランスの立場でない人でも、ワイン関係のお仕事をしている人で、Diplomaを取得後をきっかけにキャリアアップした方は多いです。
ワインスクールでワイン講師のお仕事をなさっている人は、Diploma取得後は報酬が上がると聞きます。私はワインスクールでの講師はほとんどやっていませんが、自分で運営するワイン講座を開く場合でも、Diplomaを持っていると箔がつき権威付けすることができています。
私の場合は、自分で商品やサービスを作ってマーケティングしています。実際にやってみると教科書に載っていなことばかりで、わからないことや困難にも直面しますが、Diploma受験時代に培った広い視野がとても役に立っています。
また、ワイン講座事業を始めたいという教育関係の会社から、講師依頼のお仕事の話をいただいたこともありました。面識もつながりもまったくない方だったので、私のことをどうやって知ったのですか?と聞いてみると、検索でヒットしてオファーをくださったとのことでした。
今や、日本でのDiploma取得者が160人を超えているそうです(2024年8月現在)。資格がすべてではないと思いますが、Diplomaを持っているか持っていないかでふるいにかけられるケースも出てきていますので、ワイン業界でお仕事をするなら、Diplomaは持っていると望ましい資格と言えるでしょう。
あなたの挑戦を応援しています!