仕事・育児・勉強の両立を叶えた時短家事術

2017年の春、私は4年かけてWSET Diplomaを最終合格しました。当時、ワインのインポーターに勤務している会社員で、長男は保育園、さらに次男の妊娠・出産・授乳期とも重なり、想像を超える忙しさでした。

夫も会社員で多忙、遠方に住む祖父母の助けも得られなかったので、ワンオペ育児に近い日々でした。助けてくれたのは、近くに住んでいたママ友や行政のファミリーサポートサービス。

そんな中で、Diplomaの勉強時間を捻出するのは至難の業でした。日常生活を回すだけで精一杯な時期に、どうやって時間を見つけて勉強するかが大きな課題でした。

そこで私が実践したのが「スキマ時間の活用」と「家事の時短」。振り返ってみると、私がDiploma受験で最も身に着いたスキルは、実は「家事」だったのかもしれません(笑)

たとえば、晩ごはんのメニューは1週間分をざっくり決めておくことにしました。メインをあらかじめ決めておくだけでも、日々の負担はかなり減りました。

さらに、朝ごはんを作る際に、晩ごはんの仕込みまで一緒にしておくのです。野菜を切る、下味をつけるなど、あとは焼くだけ、煮るだけの状態にしておくことで、帰宅後にすぐ支度ができました。

保育園から帰った後、子どもたちはお母さんに甘えたくてグズグズすることがよくあります。そのため、家事をこなすには、何度も手を止めることになります。

それでも、できる限りの家事を終えて、20時台には子どもと一緒に寝ていました。そして、朝4時ごろに起きて、家族が起きてくる前の時間を勉強に充てていました。

もちろん、思い通りに進まないことも多々ありました。早朝に勉強を始めても、息子が早く起きてきてしまって「もっとやりたかったな」と思うことも。それでも、なるべく子どもが寝ている間に勉強を進め、起きている時間は一緒に過ごすように心がけていました。

この経験から、私にとってDiploma受験は、家事スキルを磨く機会にもなりました。忙しい毎日の中で、少しでも時間を効率的に使うことが、合格のカギとなりました。家事をスムーズにこなせるようになったおかげで、今でもそのスキルが役立っています。

勉強時間が確保できず悩んでいる方は、家事のやり方を見直すことや、場合によっては家事の外注も検討してみてください。小さな工夫が大きな成果に繋がるかもしれません。

さあ、忙しい3連休が始まりました。今から息子の学童野球の帯同に行ってきます!午後は地域行事のお手伝いへ。

今日も暑くなりそうですよ。素敵な連休をお過ごしください!

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