日本語で語れないものは、英語でも語れない

WSET Diploma試験はすべて英語で行われるため、英語力が試験の大きな壁となります。

しかし、英語が苦手な受験生にとって、ただ英語を使うことだけに集中してしまうと、知識をうまく伝えられないことがあります。

特に論述試験では、英語でのアウトプットに焦点を当てるあまり、本質的なワインの知識や論理的思考がうまく伝えられないことがあります。

母国語で理解できない内容を、英語でアウトプットできるはずがないんです。だからこそ、まずは日本語で体系的に学習して理解を深めておくことをおすすめします。

たとえば、小学3年生の子どもにわかるように、ワインについて日本語で説明できなければ、それを英語で伝えるのはもっと難しいです。まずは日本語でしっかり説明できるレベルまで理解することが大切です。

特に、ワイン生産(栽培・醸造・熟成)の分野については、母国語で正確に理解しておくことが大切です。

英語が苦手だからと言って、英語力をつけるための英語の勉強をすることはおすすめしません。Diplomaの学習を進める中で必要な英語力は自然と身についていきます。

私が英語が大の苦手でしたのでかなり苦労しましたがDiplomaになれました。

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