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試験後の5分が次を変える
今日受験される方、がんばってくださいね!
結果が出るまでには2〜3ヶ月かかりますが、試験直後の記憶が新しいうちに、ぜひ振り返り(自己採点)をしてくださいね。
WSET Diplomaのような何年もかけて受験するような試験では、この振り返りが大きな違いを生みます。
振り返りのポイントは、
・試験で出題された問題を記録しておく
→問題を正確に記憶できている人ほど合格している傾向があります
・自己採点をする
→100点満点で点数をつけるとしたら、何点でしょうか?それはなぜ?
→D3の場合は設問ごとにPass gradeがついてきますので、設問ごとに自己採点をしてみてください。
・自己採点のコツ
→論理の展開、知識は足りているか、問題の解釈は正しかったか、ワイン用語のスペルミスについて、文章のボリュームは十分だったか、などです。
・時間配分
→時間が足りなくなった問題があれば、なぜ足りなくなったのか?思考するのに時間がかかったのか、文章を書くのが遅かったのか、など。
・事前準備
→試験準備の学習方法や学習時間は十分だったのか?
・自分の強みと弱み
→こちらも整理すると良いですね。たとえばSWOT問題が苦手だ、とか、Discuss問題が苦手だとか、人によって得意/不得意があると思います。
あくまでも自己採点なので、間違っていてもかまいません。
こういった試験直後の振り返りをやっておくと、次の試験の戦略や戦術を立てやすくなります。今後の受験にダイレクトに役立ちますよ。
私は今回の試験が最後になるはずという人も、あなたの後を歩く後輩のために記録を残しておくと良いですよ。きっとあなたも、先ゆく人の経験談を参考にしたことがあるはず!
この振り返りの作業は、ほんの5分で良いんです。そしてこれが終わったら、がんばったご褒美にご自身の心が悦ぶ時間を作ってあげてくださいね。
数ヶ月後に試験結果が届いたら、今度はご自身の採点と実際の結果を照らし合わせてみてください。結果に大きな乖離がなかったか?
合格したはず、手応えがあったのに、実際は不合格だったということもあります。その場合は、Diplomaの合格基準とご自身の認識のズレを修正する必要があります。
大切なのは、自己認識です。ぜひご自身にとって最適な手段で実践してみてくださいね。
応援しています!!