ワインがもたらす本音と共感のひととき
コラボワイン会「ワインとストッキングから紐解く西洋史」を開催しました。
まずは、ワイン会らしく、ワインの基本をお伝えするミニセミナーからスタート。そして、ワインの歴史についても解説しました。
意外と知られていませんが、ワインには8000年、あるいは1万年の歴史があり、ピラミッドやキリスト教の誕生よりもずっと古くから作られ、愛されてきたのです。
特に、フランスのルイ14世・15世・16世の時代、宮廷文化や経済情勢はワインの発展に深く関わっていました。不況や混沌とした時代だからこそ品質向上の必要性が生まれ、品質を守る法律が作られたのです。
ワインの試験では歴史の問題は少ないので、あまり学ばない分野かもしれませんが、歴史を知ることで、今のワイン文化がどのように育まれたかが見えてきます。これがまた、知的高己心をくすぐるとても興味深いことなんです。
今回のワイン会では、特に品質や認知が向上した17〜18世紀にフォーカスし、ワインとストッキングという意外なテーマからそれぞれの歴史を探りました。このアプローチは私にとって初めての試みでした。とても新鮮で、刺激的でした。
さらに印象深かったのは、コラボお相手のみきてぃさんが最近始めた活動について。
私たちは皆、それぞれに事情や思いを持っていて、決して「カテゴリー」だけでは語れない存在です。カテゴリーは自己理解の助けになることもありますが、ときには本質を見失うことも。
大切なのは、その人自身を知ること。今回の対話を通じて、偏見や先入観に縛られず、本質に触れる「対話」の大切さを再確認し、視野が広がった気がしました。みきてぃ姉さん、ありがとう。
楽しく和やかなワイン会の中で、こんな深い気づきが得られるとは…。とても感動的なひとときでした。
素敵な皆さまと美味しいワインとチーズを味わいながら、本当に良い時間でした。ご参加の皆さん、ありがとうございました。
次回のワイン会は、あさって15日(金)14時スタートです!今回は人気テーマの「とろとろモンドールのシュワシュワ会」。キャンセルが出たため、1名様分の空席がございます。モンドールを楽しみたい方は、ぜひこちらのリンクからお申し込みください!