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子育て中でも合格できる| Diploma合格に必要なマインド
私は2013年の4月にDiploma受験を始め、
丸4年間かけて最終合格しました。
一番最初の試験(現D1)を受けた直後に
第二子を妊娠。
第一子の子育てとフルタイムの仕事と
受験勉強の両立に苦労しました、
次男出産後は、生まれつきの持病が
見つかりさらに大変でした。
(1歳半の時に内視鏡手術で完治)
授乳は1歳になる頃まで続けました。
まあとにかく自分の時間がない!
勉強時間を確保するにも、
自分の睡眠時間すら
ままならない状態。
それでも、
Diplomaの勉強自体は楽しかったです。
なんとしても最後まで
たどり着きたい一心で
学習時間を捻出していました。
ほぼワンオペ状態で
頼る祖父母も近くにいないのに
いつ勉強していたのか?
すきま時間を活用する
以外ありません。
子どもがお昼寝をしている時や、
きげん良くひとり遊びしている時など、
ちょっとした時間を、
それこそ「5分」とか「10分」
というすきま時間を、毎日コツコツ
積み重ねていっただけです。
私が伴走している受験生に
どのように勉強時間を
確保しているか聞いたところ、
✓早起きして早朝に、
✓夜間に集中して、
✓週末にがっつりと、
お勤めのかたは、
✓通勤中の電車のなかで、
✓お昼休みに、
など、皆さん、工夫して時間を
捻出されていらっしゃいました^^
私は学習時間によって、
メニューを変えましょうと
提案しています。
5分あれば、
・ワイン用語(英語)の暗記
・5分でできるアウトプット練習
10分あれば、
・読みたい資料に目を通す
・A4用紙で1/2ページを目標に、
パラグラフ問題を書いてみる
・たとえば、「ロゼワインの作りかた」
について書いてみる
30分あれば、
・リサーチ
・A4用紙で2〜3ページを目標に、
Discuss問題を書いてみる
私はそういった時のためのネタを、
常に用意しておきました。
どこに行くにもペンとノートを持ち歩き、
突然時間ができた時は、
5分という短い時間でも、
ノートを開いて勉強していました。
60分もあれば、
かなりのことができます。
一方、
満員電車の中で立っているような
手も足も使えないときは、
頭の中でアウトプット!
ドライテイスティングも
できますよ。
たとえば、
シャルドネのスタイルについて、
産地ごとのちがいを頭の中で
アウトプットするんです。
・シャブリ
・サンタバーバラ
・マーガレットリヴァー
集中しすぎて乗り越して
しまわないようご注意を!
急に空いてしまった時間を
いつでもどこでも有効活用するには
事前に準備しておいてくださいね。
机以外で学ぶ方が、
記憶に残ったりするもの^^
少ない時間を最大限に活用するために
ぜひ取り入れてみてくださいね!
最終試験を受ける頃には、
次男が2歳になっていましたので、
それまでよりはまとまった時間
(1〜2時間)が取れるようになり、
勉強時間は増えていきました。
ディプロマの試験は、
白紙の解答用紙にひたすら文章を
書きまくるアナログスタイル。
ふだんから訓練をしていないと、
3時間半も連続で英語で書き続ける
ことはできません。
仕事に、家事に、子育てに、
おつきあいに、と忙しい現代。
スマホがあるから余計に
時間を取られてしまうし。
時間が余っている人なんて
いませんよね。
勉強時間を確保するには、
すきま時間を使わない手は
ありません。
そしてそのすきま時間は、
ほっといて捻出できるものでは
ありません。
自ら意識的に作っていくもの。
「時間がない」なんて
言ってる場合じゃない。
フルタイムの仕事をしながら、
ほぼワンオペで、
2人の乳幼児を育てていた、
しかも優秀じゃない私が
合格できたのです。
応援しています。