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わが子の未来に役立つ学びのスキル | Diploma受験で得られるもの
Diploma試験で出題されるのは、
正解のない、もしくは複数の
正解がある問題です。
私は学んだことを言語化するのも
自分の意見を述べるのも
決して得意な方では
ありませんでした。
しかし、Diploma受験を通じて、
課題解決型の学びのアプローチを
身につけることができました。
そしてそれは、
未来を生きる子どもたちに
求められる学習手法です。
・正解のない問いに向き合うこと
・自分の頭で考えること
・自分の意見を持つこと
・異なる意見が相手でもその人を尊重しながら自分の意見を正確に伝えること
Diploma合格に必要なスキルは、
実は今の子どもたちが受験や社会で
求められることと同じなのです。
Diplomaの受験勉強を通して、
非認知能力を養うことができます。
JSAのソムリエやワインエキスパートの
試験が認知能力(学力検査で測定できる能力)を
測る試験だとすれば、
Diploma試験は非認知能力を測る試験
とも言えます。
大学に限らず、日本の入試の主流は
総合評価制度である「総合選抜型」に
なりつつあります。
すでに複数の大学で
総合選抜型入試を採用していますよね。
ペーパーテストの点数だけではなく、
学ぶ力を総合的に判断・評価される
スタイルです。
つまり、テストの成績だけではなく、
知能や技能、学びの意欲、思考力、
判断力、表現力、人間性などを
総合的に身につけてほしい、
という時代に変わってきています。
私たちが高校や大学に入った頃と
だいぶ形式がちがうので
親としてアドバイスをするのに
戸惑ってしまう人は多いかもしれません。
出題者はなにを答えさせたいのだろう。
この大学はどんな学生を必要としているのだろう。
Diploma受験で鍛えた考える力、
アウトプットする力を持っていれば、
お子さんの受験対策も怖くありません。
むしろ、お子さんのメンターとして
強力なサポートができるのでは
ないでしょうか。
実際に、私の長男が高校受験をする際に、
小論文と自己PR動画を提出する必要があり、
Diplomaの論文提出型試験での経験が
大いに役立ちましたよ。
総合評価が重視される、
非認知スキルのような目に見えない
子どもの個性や資質を見出し伸ばすために
欠かせない存在が、
家庭であり親御さんです。
暗記型テストで良い点数が
取れるからといってWSET Diplomaに
なれるとは限りません。
自分の頭で考えて自分の意見を持ち
それを言語化できる人が
Diplomaになれるのです。
人と比べない、比べてもめげない人、
あきらめないでやり遂げる力、
そして、ある程度のことはスルーできる
しなやかさも必要となります。
そのためには、自分軸を
持ち続けることが大事です。
その真実に気づいたときに、
Diplomaは子どもを持つ親に
とても役立つ試験だなと感じました。
今後、入試に限らず
日本の教育や試験の形式は
さらにDiplomaのスタイルに
近づいていくでしょう。
お子さんの認知能力を高めるために
ぜひふだんからご家庭でお子さんと
たくさん話をしてくださいね。
親子の日々のコミュニケーションが
これから未来を担う人たちに必要な
能力を伸ばしてあげることに
つながるのです。
あなたはDiploma受験を通じて、
最先端の学びをしているのです!
どうか誇りをもって
がんばってくださいね。
応援しています。