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次につながる試験の振り返り法 | Diploma受験で得られるもの
WSET Diploma試験はとてもタフな試験です。60分とか3時間半という長時間にわたって英文を手書きで書き続けるので、試験が終わった直後は、疲労困憊で放心状態になります。
そんな中でも、ぜひやってほしいこと。
それは、試験の振り返り(自己採点)です。振り返りをやっておくと、その後の試験に必ず役に立ちます。
Diploma試験は、手書きの試験なので結果が戻ってくるまでに2ヶ月とか3ヶ月もかかります。
結果が届く頃には、試験の記憶はだいぶ薄れてきています。すでに、頭を切り替えて、次の試験に向かって学習を進めている人も多いと思います。
ぜひ次の試験対策に入る前の記憶の新しいうちに(できれば当日か遅くても翌日には)、振り返りをしてくださいね。
振り返りのポイントは、
・試験で出題された問題を記録しておく
→問題を正確に記憶できている人ほど合格している傾向があります
・自己採点をする
→100点満点で点数をつけるとしたら、何点でしょうか?それはなぜ?
→D3の場合は設問ごとにPass gradeがついてきますので、設問ごとに自己採点をしてみてください。
・自己採点のコツ
→論理の展開、知識は足りているか、問題の解釈は正しかったか、ワイン用語のスペルミスについて、文章のボリュームは十分だったか、などです。
・時間配分
→時間が足りなくなった問題があれば、なぜ足りなくなったのか?思考するのに時間がかかったのか、文章を書くのが遅かったのか、など。
・事前準備
→試験準備の学習方法や学習時間は十分だったのか?
・自分の強みと弱み
→こちらも整理すると良いですね。たとえばSWOT問題が苦手だ、とか、Discuss問題が苦手だとか、人によって得意/不得意があると思います。
あくまでも自己採点なので、間違っていてもかまいません。
こういった試験直後の振り返りをやっておくと、次の試験の戦略や戦術を立てやすくなります。以降の受験にダイレクトに役立ちますよ。
私は今回の試験が最後になるはず、、、という人も、あなたの後を歩く後輩のために、記録しておくと良いでしょう。きっとあなたも、先ゆく人の経験談を参考にしたことがありますよね^^
この振り返りの作業は、ほんの5分で良いんです。ぜひぜひやってみてくださいね。そしてこれが終わったら、ゆっくりリラックスしましょう♪
美味しいものを食べる、大好きなお友達とおしゃべりをする、映画を観に行く、ひたすら眠る、旅行に出かける。模様替えするなど、がんばったご褒美に、ご自身の心が悦ぶ時間を作ってあげてくださいね。
そうして、試験結果が届いたら、今度はご自身の採点と実際の結果を照らし合わせてみてください。結果に大きな乖離がなかったか?
合格したはず、手応えがあったのに、実際は不合格だったということもあります。その場合は、Diplomaの合格基準とご自身の認識のズレを修正する必要があります。
自己採点が甘すぎたのか厳しすぎたのか、そのギャップを埋めるためには、フィードバックサービスを利用すると良いでしょう。
もしくは、私が提供しているワインコーチングサービスを利用していただければ、第三者としての立場から、客観的にどういった点を改善すれば良いのかをお伝えすることができます。
あるいは、同じ試験を受験した人と意見交換をするのも有効です。他の受験生のアプローチ方法を聞いてみると、ヒントが得られるかもしれません。
大切なのは、自己認識です。ぜひご自身にとって最適な手段で実践してみてくださいね。
あなたの挑戦を応援しています!