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必要な人に届けるために
私は毎日、WSET Diploma受験生に向けて、複数のメディアで発信をしています。発信を続けている中で、時に思いがけない反応があるのは、ある意味で自然なことですし、多様な意見があることを改めて実感します。
すべての声に耳を傾けるわけではなく、特に私にとって直接関わりのない人からの声は、必要以上に気にしないように心がけています。名前も顔も出さない人に限って批判をしてくるのは、ネットの世界で発信する以上、避けられないことだからです。
3年半前に息子が不登校になった時、息子がテレビのドキュメンタリー番組で紹介されることが決まり、周囲に隠すことをやめました。Facebookで初めてそのことをシェアした際、予想外にも多くの温かい反応をいただきました。
私は、自分が発信することで、少しでも自分のように苦しんでいる人の役に立てるならという思いで、勇気を出して発信をしていました。
しかし、信頼していた人からの「不登校風を吹かせないで」という冗談交じりのコメントには、少し心が傷つき、ネット上のやりとりの難しさを痛感しました。
ネット上での予期しない反応を心配して発信を止めるのではなく、私のメッセージや私のサポートを必要としている人たちに届くように、今日も前に進んでいきます。
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私が「ワインコーチング」というWSET Diploma受験生向けのマンツーマン伴走サービスを始めたのは、2021年の春。
コロナ禍のためワインの仕事ができなくなってしまったことがきっかけでした。
対面のお仕事ができない代わりに、オンラインで誰かのお役に立てないか。当時参加していた起業コミュニティの仲間たちに刺激を受けながら、苦労して生み出したサービスがワインコーチングでした。
私なんかにできることあるのだろうか?という思考から脱却したときに、「私だからこそできる」そして「私にしかできない」サービスにたどりつきました。
ワインコーチングには、私自身の4年にわたる受験時代に「こんなサービスがあったら良かった」と思うサービスを、すべて盛り込みました。
ワインスクールの一成授業ではサポートが難しいけれどDiploma突破には一番必要な、「自己管理」「時間管理」「論理的思考力アップ」「論述力アップ」をお手伝いして受験生を合格に導きます。
「聞いたこともないサービスを利用してくれる人はいるのだろうか?」
「誰かにうしろ指をさされたらどうしよう」
勇気を出してリリースしたところ、10名ほどの受験生が利用してくださり、「ワインコーチ」として手探りをしながらの活動が始まりました。
以来、受験生お一人お一人に必要なニーズを伺いながら、受験生に寄り添いながら伴走しています。
特に宣伝などはしていないのですが、ありがたいことに、スタートして以来3年半経った現在も、途切れることなく利用していただいています。
多くの分野でも同様かもしれませんが、ワインの学習は実は人から教えてもらうことよりも自分で学ぶ部分が大きいのです。
ワインの勉強って、華やかなイメージを持たれますが、一人で勉強する時間が一定数必要となり、試験に合格するには、ご本人の継続力が不可欠です。
特にDiplomaレベルになると探求学習が必要になるので、仲間と切磋琢磨しても合格できるとは限りません。他者が教えられることって実は多くはないんですね。
一方で、今は有料級の知識が無料で手に入る時代。大切なのは、得た知識や情報をいかにアウトプットするかです。
私のワインコーチングでは、アウトプット力を身につけていただけるようなサポートを行っています。
「D2、with Meritで合格できました!やったー!!サポートありがとうございました。」
先日もこんなメッセージをいただき、心が震えるほどうれしかったです。
働き方は、生き方。これからも迷走したり失敗したり回り道をしながら、自分ができることを創って実践していきたいと思います。
必要な人に届けるために、今日も私は発信するのだ。
読んでいただきありがとうございました!