【未輸入ワインの橋渡し役として】

今年もカリフォルニアワイン協会主催の「カリフォルニアワイン Alive テイスティング」が開催されました。今回私は、ナパの Bazán Cellars を担当し、日本市場進出のサポートをさせていただきました。

私の役割は、ただワインを注いだり通訳をするだけではありません。

・事前に日本語の資料を作成する
・ワイナリーの意向と日本市場のニーズを擦り合わせる
・ワイナリーの魅力や背景を日本市場に伝える
・マッチするインポーターとの商談をサポートする
・業界のキーパーソンに試飲してもらい、フィードバックを得る

「素晴らしいワインを造れば、日本市場に入れる」そう思われがちですが、現実は違います。

・どのインポーターが自社のワインに合うのか?
・日本の市場で受け入れられる価格設定は?
・どうやって認知度を高め、流通させるか?

こういった課題を抱える生産者をサポートするのが、私の役割だと認識し取り組んでいます。


ありがたいことに、今回も良い商談が進みそうな気配✨

ワインをただ輸入するのではなく、日本市場にしっかり根付かせることが重要。これからも、生産者と日本のワイン業界をつなぐ仕事をしていきたいと思います!

こういったイベントでは、ワイン業界の旧知の友人や知人が多く集まり、再会の喜びとともに情報交換も活発に行われます。新たなトレンドや市場の動向について意見を交わし、学び合える貴重な機会です。

今回担当したBazán Cellarsは、ご夫婦で運営するナパ中心部に位置するブティックワイナリー。お二人ともメキシコ出身で、陽気で明るく、温かいお人柄ですが、ワインは緻密で骨格と酸味がしっかりとした、ナパの高級ワインらしい凛としたスタイルでした。

今回来日したのは、経営と販売を担当するグロリアさん。事前のやりとりからとてもスムーズで、細やかな気配りが印象的でした(ここ大事)。当日は私たち二人ともワイン色のニットワンピースだったので、「服がおんなじだね!」という話になりました^^

バザン・セラーズのワインが日本で飲める日が楽しみです。

私は業界の中では小さな存在かもしれませんが、それでもワイン業界の発展に少しでも貢献できるよう、これからも前向きに取り組んでいきたいと思います。

関係者の皆さま、このたびもありがとうございました!

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