ワインまみれのフランスツアー ロマネ・コンティに!

『ワインまみれのフランスツアー」

私はフランス語のワイン専門通訳もやっています。
フランスのワイナリーに何度もツアーをしていますが、
ワインが好きな方とのツアーを検討中です。

2019年8月の旅行をご紹介します。

【2019年8月後半のフランス旅行①】

*気温
昼間は30度前後まであがり、日差しが強烈。半袖でも暑いです。夜は21時すぎまで明るいです。
朝は気温がぐっと下がり、長袖+薄い上着でも肌寒く感じました。
夜間、ホテルの中では半袖か薄めの長袖で十分です。

*エッフェル塔
チケット購入に30分以上(平日AM)、さらにエレベーター待ちの列に並びます。徒歩で登るにも同様の待ち時間が必要です。
ところで、以前はエッフェル塔の真下に自由に出入りできていましたが、今回行ったら透明な塀で囲まれていました。2015年のテロ以降、セキュリティチェックを受けないと入れなくなったようです。

*凱旋門
20分ほど並びましたが(平日AM)、チケット購入・セキュリティチェックが済めばすぐに登れました。徒歩のみ。エレベーターは使えません。5歳児の足で、片道5分ぐらいで一番上まで上がれました。
凱旋門の上からは、放射線状に伸びる美しいパリの街を、360度のパノラマ出一望できます。特に、日が暮れる寸前がおすすめです。
エッフェル塔も凱旋門も、上まで行きたい場合は、前日までにウェブでチケットを買っておくと、待ち時間が短縮できます。

【8月後半のフランス旅行②】

*バカンスシーズンの食事
8月はバカンス月。お目あてのレストランもワイナリーは、残念ながらどこもお休み💦
夏のバカンスのために生きるフランス人ですから、そこは仕方ありません😆
名所はたいていオープンしていていて、やっているカフェやビストロもたくさんあります。
小5の長男のお気に入りは、ハンバーガー&フライドポテトの一皿。日本のハンバーガーに比べて、パンと肉の質が良いです。
ハンバーグは赤身のひき肉を使ってあり、肉の旨みを堪能できます。
つけあわせのポテトも、味が深い!
今回はアパートホテルの滞在しているので、晩ごはんは、たいてい部屋で食べます。
やはり、白ごはんが人気です!
【8月後半のフランス旅行⑥】
*シャトー・シャロン
マニアック極まりないワイン産地。
ジュラ地方で最高級のワインの産地。
とても独特なヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)の産地です。
中世の時が止まったような、可愛らしい町です。
ふらりと立ち寄れるカーブ(試飲販売しているワイン屋さん)もいろいろあります。
高台からの眺めが素晴らしいです。
ワイン用のぶどうは、傾斜がかなりきつい斜面に植えられているようです。
ヴァン・ジョーヌのぶどう品種は、サヴァニャン。
産膜酵母や酸化還元の香りが特徴的。シェリーに似たスタイルの白ワイン。
ジュラに来るまで、ヴァン・ジョーヌは一度しか飲んだことがありませんでした。
独特で、すごく癖があるのです。好き嫌いが分かれるでしょう。
でも、熟成コンテなどの濃いチーズや、お寿司やお魚料理には絶妙な相性だと思います。

【8月後半のフランス旅行⑧】

Domaine Comte Senard
ルイ・ラトゥール訪問後に、近接するコント・セナールへ。
同じくコルトンの優れたワイン造りで知られる、家族経営の老舗ドメーヌ。
コルトン・シャルルマーニュを始めとする特級畑を多く所有しています。
14世紀に建てられたという地下セラーには、ファミリー所有の珠玉のワイン在庫がたくさん✨
緑のつたに覆われた小さなとびらの向こうには、14世紀に建てられた地下セラーへの階段が続いています。
外は焼けるように暑いのに、セラーの中はひんやりとしていて、とても快適なシェルターでした😀
ちなみに、多くの生産者と同様、クーラーなどの空調設備はありませんが、一年中温度が保たれています。
ワインのスタイルは、コルトンの力強さを生かしながらも、柔らかくきめ細かいスタイルでした。
そういえば、非常に珍しい白ワインを試飲させていただきました。
アロース・コルトンのピノ・ブーロ(ピノ・グリ)
ピノ・ブーロ種を使った白ワインに、村名ラベルをつけるのは、ワイン法で認められていません。通常、地域名=ブルゴーニュ・ブランなどとして販売することになります。
ですが、コント・セナールはアロース・コルトンのワイン産業において歴史的に大きな功労者ということで、例外的にアロース・コルトンとして販売することが認められているそうです。
柑橘系よりも白桃などのフルーツの香りが特徴的。酸味は控えめでやわらかい口当たりでした。
こちらは一般客の訪問を受け入れていて、多くの熱心な愛好家が試飲やワインの購入を楽しんでいました。
お気に入りのワイナリーでゆったりと過ごす休日って、素敵ですね✨✨✨

【8月後半のフランス旅行 vol.11 最終回】

ブルゴーニュに来たら、ロマネ・コンティは外せない。
「ワイナリーやブドウ畑はもう飽きた💦」と、うんざりする子どもたちと、
ドライバー(友人のご主人)に、何とかつきあってもらえました😅
世界で最も有名なブドウ畑。
人工衛星まで使って、同じ条件の畑を探し求めて建てられたワイナリーが世界に存在するほど。
1本(750ml)あたり、150万円?200万円ぐらい??
大きな看板がぶら下がっているわけでもなく、畑を示すのは、ただ一つの十字架のみ。
真夏に訪れるのは初めて。痛いほどの日差しがふりそそぎ、日当たりも風通しも抜群。
空の青とブドウ樹の緑が美しく映えていました。ブドウはヴェレゾン(色づき)を終えた直後のようでした。
美しい✨
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